縁結びのお守りで結べる「縁」のほんとうの意味は？

縁結びのお守りでご利益があるのは今ある特定の人との「縁」？

縁結びのお守りにどのようなご利益があるかは神社によっても異なりますが、縁結びのお守りの縁とは人同士のつながりや出会いのことを指します。男女間だけではなく友人や同僚、お金との出会いなども含まれ、広い意味で考えるとよい家庭や仕事の環境に巡り合うことも縁に含まれるのです。

しかし縁結びという言葉は、一般的に実在する人同士のつながりを指します。既に付き合っている男女がより絆を深めたり、片思いの異性と付き合いたいという願いを叶えることを目的とした縁結びのお守りが多いです。

実在していない人とのご縁は結べないの？

縁結びのお守りが実在する人同士をつなぐことをご利益としている場合、まだ誰かわからない人物に対しては縁が結べないことになります。

例えば現在特定の恋人や好きな人がいないけれど将来的によい相手がほしい、またはいずれ子どもが生まれてきてほしいなどのケースです。今現在特定の相手がいないけれど求めている場合、縁という言葉自体には新しい人との出会いも含まれますが、縁結びのお守りのご利益は異なるかもしれないので確認しておきましょう。

「縁結び」と勘違いしやすい言葉って？

縁結びと似ている言葉として良縁祈願という言葉があります。良縁とは恋人ができたり結婚することを指し、まだ特定の相手がいないケースも含まれます。

そのため恋愛や結婚に限定すると既に相手がいるのであれば縁結び、まだ決まった相手がいないケースにおこなうのが良縁祈願です。

ただし縁結びを広い範囲で考えて実在しない人を含めるのであれば、縁結びのなかで恋愛や結婚に絞るのが良縁祈願となります。神社でどのような扱いなのかを確認しておきましょう。